- 2019.6.3
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6月に入り県民会館にて県展始まっています。
今回出品したのは、瞼に残る砺波の一景を白黒版画にした「記憶の景」。高岡に居を戻して2年目、その間にも砺波の家の周りの風景は変わっています。水温む頃、ぽつんと立つ木に白い花が満開に咲き輝いて見えた時のこと、スケッチを元に版画にしました。瞼に映った景を彫りと刷りにこだわって表現してみたのですが、白黒での表現は難しいですね。一作一作勉強です。7(金)まで。
- 2019.5.31
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あっという間に令和元年の5月もお終い。
種をまいた朝顔やひまわりからは本葉が出てきました。元気に育ってほしいです。明日からは6月。版画フォーラム和紙の里ひがしちちぶ展は22(土)から。今回も入賞頂き嬉しいです。7月には仙覚万葉ゆかりの里版画展にて再展示頂けることに。令和始まりの年、高岡も万葉ゆかりの地、ご縁に感謝。
- 2019.5.10
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新元号の「令和」となってもう10日。
先日 市内の八ケ公民館にて読み語りの機会を頂きました。「令和」にちなんで万葉版画絵本「鷹のうた」や 地元の伝説、みすゞ版画と共にみすゞさんの詩など、皆さんと童心にかえっての心和むひとときを過ごさせていただき感謝です。竹の子ご飯もとっても美味しくご馳走様でした。7月には小矢部のおとぎの館にて読み語りの時間頂いています。今から楽しみです。
- 2019.4.29
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庭のドウダンツツジが白い小さなかわいい花をたくさんつけて咲いている。
季節は春からもう初夏へ。そして元号はもうすぐ平成から令和へと移る。八尾短歌会が平成記念号として歌集「雪椿」刊行の記事が掲載された。表紙は亡父の版画で飾られている。大伴家持の椿の歌を題材とした作品で平成から令和への架け橋のようにも思えて嬉しい。父は天でさぞ喜んでいることだろう。折しも父の誕生日。
- 2019.4.3
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新年度に入り、新元号は万葉集からの出典で「令和」と発表された。
越中万葉の地、ここ高岡にも明るい兆しと感じる。亡父の作品展示場だった土蔵「万葉版画館」は 「令和」を待たずして取り壊され 跡形もなくなってしまった。今朝は4月だというのに雪が降り積もり 庭は白く美しい。つい先日まで玄関前の白梅がいつになく見事に花咲かせ よい香りを放っていた。さて、「令和」の始まりに向けての4月一カ月間を大切にしたいと思う。今年度は 南砺市、小矢部市、射水市にも新たなご縁いただいて精進します。
- 2019.3.18
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もうお彼岸です。
亡父が愛した土蔵は今月1日に解体が始まり4日には姿を消しました。何もないさら地となった空地には立派な売地の看板が設置され、風が吹き抜けています。この地に父の作品展示場として甦った土蔵があり、様々な文化交流が図られ、作品と想いが送り出されていったことを忘れずにいたいと思います。土蔵には父の精神性が宿っていたと感じます。平成最後の年度末、3月はうら悲しくもあり 新たな気持ちを培うときですね。
- 2019.3.10
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カルチャー祭り「やさしい朗読講座」の舞台発表は、童謡詩人 金子みすゞの詩の紹介でした。
講師の曽田英津子先生がみすゞの生涯をたどりながら、受講生の皆さんが詩を朗読される中、私のみすゞ版画も投影下さっての舞台構成。今回は拝聴できずとても残念でしたが、またコラボいただける機会に恵まれたら嬉しいです。どうぞよろしく。
- 2019.3.4
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今週末9(土)10(日)は高岡文化ホールにて文化センターのカルチャー祭り。
各種講座の展示発表です。版画は「木版画を楽しもう」と昨秋より担当している「版画」の皆さんの作品が1階展示モールに並びます。高岡市ふくおか総合文化センターでは「Uの祭典」開催。イベントホール・ギャラリーでは 昨秋ふくおか教養講座で担当した版画の皆さんの展示もあります。また、砺波市美術館では「砺波市美術協会会員展・安城文化協会交流展」始まります。版画にもふれる機会、ご覧頂けたら嬉しいです。
- 2019.3.1
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89歳を迎えれた畑島喜久生先生の少年詩集「わたしの花図鑑」(らくだ出版)が発刊されました。
先生の「わたし」という感覚、感性が捉えた花、それに触れた時の魂の震えが詰まっています。今回も私の版画を表紙と挿画に使って頂けて本当にありがたく光栄です。木版の素朴な味わいを大切に自分の版画を続けていきたいと思います。
- 2019.2.28
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2月も今日でお終いです。
1年のうち一番短い月であるはずの2月が私にとってはとても長い月になりました。みすゞさんの詩がまた心にすとんと入ってきます。自分を見つめるとき いつもみすゞさんは一緒にいてくれます。4月始まりの「みすゞカレンダー」ようやく仕上がりです。今回はご予約頂いていた方へのお届けとなります。どうかよろしく。